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ECサイトでの販売価格について

ECの販売には見えないコストがかかります。費用が収益を上回らないように考えて販売価格を決めなければなりません。

ECサイトでの販売価格について

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ECサイトでの販売価格について

ECサイトの手数料については前の記事で記載しましたが
今回のブログについては販売価格について書かせていただきます。

販売に関わる費用

インターネットで商品を販売する際、下記のコストがかかってきます。
1) 製造費用もしくは仕入れ費用
2) 月額費用
3) 販売手数料(インターネットモールを使用する際)
4) カード決済手数料 コンビニ決済手数料
5) 梱包費用
6) 送料

例えば¥1,000円の商品を販売をすると一つ販売できて手元にいくら残るでしょうか。
1)¥400円で仕入れ
2)
3)販売手数料を10%=100円
4)手数料 150円
5)箱 80円
6)送料300円

仮に送料をお客様から頂いたとしても270円の利益にしかなりません。
これが1ヶ月に1万個販売できるのであれば商売になるかもしれませんが数十数百個では
人件費も捻出できません。

 

販売金額は5,000円以上50,000万円未満

ECサイトで販売するには金額から逆算する必要があります。上記の例でも記載しましたが
仕入れ以外の費用は必ず掛かります。
そうすると人件費を含めた利益と成長を踏まえると販売金額は5,000円以上50,000万円未満がベターになります。
お客様からのご注文から発送にかかる費用と人件費は100円の商材でも50,000万円の商材でもそう大きく変わりません。
同じ業務フローをこなしても利益が異なるのです。

 

販売金額と工夫

販売金額は健康な運営を行う上で決まっているとしたらそれに満たない商材だとインターネット販売は難しくなるのですが
工夫によって対応している企業もあります。
例えば500円の商品を20個まとめて販売する方法や、訳あり商品としてまとめる方法もあります。
定期購入という方法を用いている企業もあるかもしれません。工夫次第で糸口は見つかるかもしれません。

 

インターネット買い物をする際、10万円を超える商品になると手にとって購入したい方が多い為、ブランドのオフィシャルサイトなど以外はなかなか売れない価格帯に入ります。
このゴールデンゾーンの金額帯に当てはまる商材を扱うことは成功の第一歩だと考えて良いかもしれません。
皆さんが知っているアパレルショッピングモールの急成長はこういったゴールデンゾーンとユーザー心理と合致した結果がもたらした成長の一端かもしれません。

ECの販売には見えないコストがかかります。費用が収益を上回らないように考えて販売価格を決めなければなりません。
『ECサイトでの販売価格について』

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